植物探検♪

薬用植物園内の植栽について、ド、ドーンとご紹介します。
この時季、何処からともなく甘い香りが漂ってきます。香料染料区のそばにある見事なシナノキからです。
シナノキは、蝶や虫たちに蜜のおすそ分けをしています。それもそのはず、蜜源植物で樹皮の繊維が強く綱や布として用いられます。
園内を散歩していらしゃる皆さまからもこの香りの正体をよく聞かれます。

シナノキ

また、植物園では動物の名前の付く植物がたくさんあります。
イヌハッカまたの名をキャットニップ、カラスザンショ、カラスウリ、シロバナノヘビイチゴ、ハエドクソウ、ジャノヒゲ、カラスビシャク、ウマノスズクサ、ケキツネノボタン、キツネノテブクロ、キリンソウ、ウツボグサ、ハトムギ、、イヌサフラン、トウガラシ(タカノツメ)・・・
とっておきはヘビがぶら下がっているようなヘビウリで7月の終わりごろに驚きの対面ができます。

イヌハッカ カラスビシャク ウマノスズクサ ケキツネノボタン 
ヘビウリ

まだまだ続きます。
サルトリイバラ、ホタルブクロ、オカトラノオ、キジムシロ、マツムシソウ、サルナシ、トリアシショウマ、カリガネソウ、チャボノトケイソウ、ヒツジグサガマ、ネズミモチ、マムシグサ、イヌニッケイ、ヒヨドリバナ。
こうしてみるといろいろな動物たちが勢ぞろいしていますね。
園内の動物の名前の付く植物を探してみてはいかがでしょうか。なかなか楽しいですよ♪