春のはかなき妖精たち

節分を過ぎますと、暦の上では春を迎えますが、まだまだ春は名のみの風の寒さです。それでも、日溜りの落ち葉の中からセリバオウレン(キンポウゲ科)の白い小さな花が咲きだしています。春の訪れを告げてくれる山野草は、他にもセツブンソウ、フクジュソウ、イチリンソウ、ニリンソウ、アネモネ・ブランダ、アズマイチゲ(キンポウゲ科)、ヒロハノアマナ、カタクリ(ユリ科)、キケマン、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク(ケシ科)などなどあります。これらの多くは、初夏までに地上部を消してしまい長い休眠期に入ります。これが、春の儚いもの「スプリング・エフェメラル」と呼ばれる所以です。植物園での晴れの舞台のひとときを、妖精たちは精一杯舞えるのでしょうか。

セリバオウレン セリバオウレン フクジュソウ

花入荷情報!!

ジンチョウゲ(ジンチョウゲ科)の常緑低木で中国原産。早春、旧年枝の先につけた花(萼)には芳香があります。花言葉は「栄光」「不滅」「永遠」。シロバナジンチョウゲも入荷しました。また、セイヨウオダマキ(キンポウゲ科)は、カラフルな花色で育て易く、耐寒性多年草で花言葉は「勝利の誓い」。草星舎では、春の香りの花々で皆様のお越しをお待ちしております。

ジンチョウゲ セイヨウオダマキ セイヨウオダマキ セイヨウオダマキ

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