悪魔の爪

巨大なカブトムシがゴロゴロ転がっていると思ったら、北米南部からメキシコ原産のツノゴマ(ツノゴマ科)の一年草でした。若い果実は、「ユニコーン・プラント」と呼ばれピクルスなどにします。果実には、かぎ針の角状突起があり、これが野牛などに深く刺さって暴れて種子を播き散らします。別名「タビビトナカセ」(旅人泣かせ)、「アクマノツメ」(悪魔の爪)とも言います。花は、巨大な爪を隠しているとは到底思えない、うす桃色の可憐でかわいい花です。悪魔の爪こわいですねえ。

ツノゴマの果実 ツノゴマ ツノゴマ ツノゴマのかぎ針

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