草星舎ブログ

これから、雨の日が多くなってきますね。そんな日でもアジサイだけは、恵みの雨をしっかりと受け止めています。園内でも咲き始めたヤマアジサイ（別名サワアジサイ）、シチダンカ（七段花）、アマチャ（薬用部分になるのは葉および枝先）、オオアマチャ（葉を甘茶の原料とする）などが、これから見ごろを迎えます。草星舎でも、アボック社の『アジサイ百科』、『鎌倉のあじさいと名花名木めぐり』など、取り揃えております。雨の植物園の静かな雰囲気も素敵ですよ。

お昼過ぎ、空を見上げたら水平な虹が出ていました。そして、太陽の周りにも大きな輪ができていました。初めての光学現象に、ただ、ただ、びっくりでした。

草星舎のイベントが、6月21日発売のNHKテキスト『趣味の園芸』7月号のインフォメーションページ「しゅみえんニュース」で紹介されます。電子版でも同様に紹介されますので、是非ご覧になって下さい。

開催講座：7/2（土）に、薬膳研究家の近藤美春さんによる「やさしい家庭の薬膳　2011小暑」があります。是非ご参加下さい。お待ちしております。

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関東地方が梅雨入りしましたね。そして、台風とこれから雨が多くなりますが、蛙が二匹育苗ハウスの横でのんびりとしていました。台風の進路を心配していたのかもしれませんね。

近頃、ただ甘いだけのミカンにちょっと物足りなさを感じているミカン大好きの方にピッタリ。しっかりとした皮を剥きはじめると、さわやかな香りがほとばしり、あのなつかしい味が蘇ってきます。存在感のある一粒一粒に「元気の素」がぎっしり詰まっています！農薬を使用していませんので、マーマーレードやオレンジピールに！雨、風、太陽、虫、草花・・・複雑な環境が濃い味の秘訣です。

ガーデニング誌『ＢＩＳＥＳ（ビズ）』が「くらしに役立つ有用植物・庭で楽しめる活用法」の取材に薬用植物園にきました。折から降りだした雨の中、漢方、民間、製薬原料、香料染料区の植物の活用法などを、職員から説明を受け写真を撮られていました。草星舎も珍しいコルシカ・ミント（シソ科）と共に、カメラでパチリと撮って頂きましたが・・・・・。『ＢＩＳＥＳ（ビズ）』盛夏号は7/16発売です！！

温室の隣りの冷房室では、ヒマラヤンブルーの魅惑の花の青いケシ、ブルーポピーが咲いています。メコノプシス・グランディス、メコノプシス・ベトニキフォリア（別名ヒマラヤの青いケシ）、メコノプシス・カムブリカ（黄色）など、気温の変化で青が微妙に濃い年と薄い年があります。プリムラなどと同じく花色に、赤（マゼンタ）、青（シアン）黄の、三原色が含まれている数少ない植物属の一つだそうです。お天気が少し悪くても、忘れられなくなる青をひと目見に来ませんか。

先日は立川市の小学生、本日(5/20)は小平市内の小学生が薬用植物園に遠足に来ました。全校生徒一斉の遠足・課外授業という事で、中学年の3年生4年生はノートをとったり、職員に植物を尋ねたりと皆さん熱心に取り組んでいました。

　　　
　　
珍しい薬用植物に興味津津でした。

ラディッシュをコンテナに播種した時に、手のひらから芝生にこぼれ落ちた種。双葉からあれよ、あれよという間に芝生をものともせずに、こんなに立派に育ちました。そして、園内はヒナゲシ（ケシ科）と、カモミール（キク科）のまっさかりです。

5/14（土）、講師にアトリエclover主宰高橋清美先生をお迎えして「四季のリース教室」が開催されました。新緑の季節にふさわしいグリーンのナチョラルリースの創作という事で、先生の説明の後は全員で協力してミズゴケを湿らしたり、アルミ線をカットしたり、土を計量したりと前段階から楽しそうにとりかかっていました。そして、いざ！リース作りへ！！ミズゴケ、土をネットの上に置き、のり巻きを巻く要領でクルクルとアルミ線を芯にして、アイビー（ウコギ科）、プミラ（クワ科）、ワイヤープランツ（タデ科）、セダム（ベンケイソウ科）などをお好みのままに植え付けていきます。葉の形や斑の入り方に変化のあるアイビーに、プミラやワイヤープランツで飾れば、躍動感溢れるグリーンのナチョラルリースの出来上がりです。植物がだんだん成長していく過程が楽しめるナチョラルリース教室でした。講師の高橋先生、参加して頂きました皆様ありがとうございました。