東京都薬用植物園ふれあいガーデン草星舎は、9/7(土)、9/8(日)の2日間ひまわりプロジェクトに参加させて頂きました。
9/7(土) は、仙台市美田園第二仮設住宅の皆さまと、「ハーブ教室」〜やさしい暮らし・香りの教室〜で、ポプリやサシェ(香り袋)をつくりながら、ハーブティーで楽しく過ごさせていただきました。
今回お持ち致しましたハーブは、草星舎ガーデンで収穫いたしました、ペパーミント、オレンジミント、マウンテンミント、スペアミント、オレガノ、スィートマジョラム、ラベンダーです。
グリーンバンクのハーブの利活用や、乾燥方法などのお話も熱心にメモをされていました。布選びや、針に糸が通らないもどかしさの嘆きもどこか楽しく笑いながら、皆さまには滑らかな針運びを見せていただきました。
また、市川晋吾氏によるインタラクティブアートでは、センサーが感知して、ひまわりやハーブの様々な映像が穏やかに流れていました。
途中、岩手松尾八幡平の松尾中学校の吹奏楽部のジャズの生演奏があり、その実力に拍手喝采でした。(仙台はジャズフェスティバル中でした。)
2日目の9/8(日) は、南三陸町寄木の小高い山に建てられた仮設住宅の皆様に「ハーブ教室」を楽しんで頂きました。
ラベンダーとミントの香りにつつまれ、男性も女性も仲良く笑い、教えあいながら和やかに過ごされていました。
グリーンバンクの植物のお話をしながら、花瓶に活けてありました「ヨウシュヤマゴボウ」は<有毒植物>なので見るだけにして絶対口にしないようにお話をしましたら、「自分が育てていた甘い香りのパイナップルセージをまた育ててみたい」「若芽を食べていたあの植物はなんだったのだろうか?」「この鉢の植物の名前は?」「砂糖の200倍の甘さをもつステビアという植物を是非みてみたい」と質問が相次ぎました。
ハーブの香りと小さな布。1本の針と糸。 人はそれらの前では、なんとやさしい表情をするのでしょうか。
季節はひまわりから秋桜にうつろうとしていました。
仙台市美田園、南三陸町寄木のみなさま。
参加して頂きまして本当にありがとうございました。