誰もが大好きなココアやチョコレート。花や果実は一体どんな姿をしているのでしょうか。カカオノキ(アオギリ科)の花は幹や太い枝に直接つく「幹生花」です。果実は熟すると黄色や赤紫になり、幹に沢山ついてる様は圧巻です。種子をローストして加工したものがココア、チョコレートになり油脂はマーガリンなどになります。適湿と天窓から降り注ぐ陽光、そして、大きな葉陰で白い小さな花は、確かな実りへのバトンタッチをしています。お子様連れの方は「あっ!チョコレートの木だぁ〜!!」と歓声をあげられ大喜びで大人気です。見ているだけで笑みがこぼれる植物は、そう多くはありませんが、カカオノキはその代表格かも知れませんね。