日当たりのよい、草地や林の縁など、どこにでもはえているスミレ。ナンザンスミレや、ほのかによい香りのするノジスミレなどなど、日本はスミレの宝庫です。草星舎では、種類も豊富に取り揃えておりますので、なにやら ゆかし すみれ草のやさしく、可憐な風情を是非楽しまれては如何でしょうか。
ところで、アリは、スミレの種子が大好きです。この種子には、エライオソームと呼ばれる付属物があり、特にこの部分が大好きで巣に運んで食料としています。アリにとっても、スミレにとってもお互い好ましい相手で あることは、間違い無いようです。
投稿者: fureaiAdmin
身近な冬の旅〜冬芽と葉痕の園内観察会〜 開催!!
2月6日(日)は、昭和大学 磯田 進先生をお迎えして「身近な冬の旅〜冬芽と葉痕の園内観察会〜」が行われました。最初の1時間は、研修室にて冬芽の観察ポイントの説明をして頂き、残りの1時間は実際に園内にて冬芽や葉痕などを観察しました。
ポイントとしては、鱗片葉で覆われている鱗芽(りんが)、葉が直接露出している裸芽(らが)、表面に出ていなくて隠れている陰芽(いんが)、毛の有無、複数あるもの(縦に並んでいたり横に並んでいたり)やヤニがあるものなどで、植物によってさまざまです。みなさん、ルーペを使ってじっくり観察されていました。また、サルに見えたり、ヒツジやラクダ、赤ちゃんなどかわいい模様の葉痕は、発見する楽しみのひとつではないでしょうか。
園内では、いろいろな冬芽を観察することこができますので、ルーペ(安いもので十分です)を持って遊びにいらして下さい。
2回にわたる講演をして頂きました磯田先生、そして、参加して頂いたみなさまありがとうございました。
草星舎にTVの取材がやって来ました!
先日、このブログでもお知らせしましたとおり、今日はJCNマイテレビ「道草の達人」の取材と撮影をして頂きました。TV局の方にはブログ掲載の許可を頂きましたので、草星舎の撮影の様子をここでリポートいたします。
天気も好く風も穏やかで、絶好の取材日和となりました。薬用植物園では、職員の方が温室内と園内を紹介されたあと、午前11時頃から草星舎の取材が始まりました。
ノッポさん、ピンマイクをつけてもらいます。
「おや、こんなあったかそうな場所がありますよ!入ってみましょう」リポーターさんには、草星舎のナチュラルリース教室を体験をしていただきました。
それから、サンキライ、ワタ、ムクロジなどなど、飾りつける素材を好みで選んで…
土台に飾りつけていきます。ノッポ先生もなんだか楽しそうです。
15分くらいで、素敵なリースができあがりました。リポーターさんにもとても気に入っていただけました。
みなさん、リース教室の間もバリーさんの天然酵母パンが気になったご様子。パンをアップで撮影するカメラマンさん。1時間ほどで無事、取材は終了。
終了後は、みなさん思い思いのパンを選んで買って下さいました。
草星舎とリースづくり体験の様子は、2月12日(土)から1週間オンエアの予定です。
今日は本当にありがとうございました!
春色通信
花入荷情報!!
春のはかなき妖精たち
節分を過ぎますと、暦の上では春を迎えますが、まだまだ春は名のみの風の寒さです。それでも、日溜りの落ち葉の中からセリバオウレン(キンポウゲ科)の白い小さな花が咲きだしています。春の訪れを告げてくれる山野草は、他にもセツブンソウ、フクジュソウ、イチリンソウ、ニリンソウ、アネモネ・ブランダ、アズマイチゲ(キンポウゲ科)、ヒロハノアマナ、カタクリ(ユリ科)、キケマン、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク(ケシ科)などなどあります。これらの多くは、初夏までに地上部を消してしまい長い休眠期に入ります。これが、春の儚いもの「スプリング・エフェメラル」と呼ばれる所以です。植物園での晴れの舞台のひとときを、妖精たちは精一杯舞えるのでしょうか。
花入荷情報!!
あったか草星舎。ケーブルTV取材決定!
身近な冬の旅〜冬芽と葉痕の園内観察会
2/6(日)に行われる「身近な冬の旅〜冬芽と葉痕の園内観察会」が大変好評で、午後の部も開催することになりました!!
時間は、13:30〜15:30です。午前の部は受付終了になりました。是非、この時期ならではの特徴的な冬芽や葉痕など、植物の魅力を観察してみてはいかがでしょうか。午後の部の参加をお待ちしております。