草星舎ブログ

青い空を眺めながら草星舎の育苗ガーデンで、カワラナデシコやワレモコウに秋を感じていましたら、瞳の端でやさしくゆれているツリフネソウに気付きました。 触れたらこらえ切れずに飛びだしそうな種子も沢山つけていました。

9/29（土）草のちから・木のちからプロジェクト主催の薬用植物と食の市民フォーラム有用植物セミナー「玉川上水を歩く・身近な植物に学ぶ（初秋編）」が講師に吉澤政夫先生（森林インストラクター、東京野草塾代表）をお迎えしまして開催されました。玉川上水沿いを歩きながらの植物の観察は、カツラの葉の甘いキャラメルのような香りとともにスタートしました。少し眼を落とせば、アキカラマツ、アカネ、オトギリソウ、ツリガネニンジンなど、薬草、染料、有用植物の種類の多さに驚かされます。人が生活している身近に植物が自分の居場所を確保しているということは、それだけ自然がまだ残されているのだと安心しました。講師の吉澤先生、参加して頂きました皆さま有難うございました。

もう秋は来ないのではと思われるような暑さの毎日でしたが、季節は秋にバトンタッチをしたようです。オミナエシやハギやフジバカマが開花して、林の中では、燃えるようなヒガンバナが咲きだしました。

ネパール原産のブータンノボタン（ノボタン科）は桃紫の花をこぼれるように咲かせています。また、クランベリー（ツルコケモモ）も赤い小さな実が鈴なりです。小鉢のハゼノキの紅葉もまじかです。

9/15（土）「活き活きリースを作りましょう」が、講師に高橋清美先生（アトリエclover主宰）をお迎えして開催されました。ドラゴン柳をリースにしてワイヤーを螺旋状に捲きつけた試験管で一輪ざしを作りました。柳をリースにするのに思いのほか力が入りましたが、明るい笑いに包まれ季節の草花を活けて麻布のリボンをあしらいました。遊び心いっぱいの、楽しいひとときを過ごして頂けましたでしょうか。講師の高橋清美先生、参加して頂きました皆さまありがとうございました。

昼間の暑さはまだまだですが、それでも時折涼しい風が吹き、秋の気配を感じます。9月も半ばを過ぎますと、そろそろ種まきの準備に精をだされる方も多いかと思います。草星舎では秋蒔きの種子を多数取り揃えています。

国産小麦と天然酵母と、種子島のサトウキビからとれる洗双糖のやさしい甘さが絶妙です。バジル、タイム、ココナッツシナモン、ジンジャーハニー、赤ジソ白ゴマの五つの味のハーブクッキーです。

9/1より、ふれあいガーデン草星舎ではスタンプカードをお配りいたします。300円お買い上げ毎にスタンプ1個を押印します。スタンプ１０個毎で草星舎で育苗しました、ポット苗（季節により種類はかわります。）1個をプレゼントします。有効期限はありません。草星舎では、スタッフ一同皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

8月23日は二十四節気の一つの処暑ですね。暑さが落ち着くとか、終わりになるとか、朝夕涼しくなるとかを信じて灌水をしていましたら、ススキの根元に去年蒔いていて忘れていましたナンバンギセルがニョキニョキ出ているではありませんか。少し俯きかげんで「思い草」の名前もあります。また、ユニークな実のなるフウセントウワタ、根が漬物にもなりますモリアザミなど草星舎の庭でこれらの植物が今見ごろとなっています。

セミの鳴き声に応援されながら8/17（金）に、「葉っぱで絵を描きましょう」の教室が開催されました。葉の名前を覚えたり、葉のユニークな形をいかしながら、自由に葉っぱで絵を描いて頂きました。子供さんが非常に楽しまれている様子に、付き添いの大人の方も是非、ご自分も葉っぱ絵をやってみたいとのご要望で体験して頂きました。親子でチョッピリ自然にふれあえた夏休みでした。